日本のアプリ消費総額がアメリカをついに追い越しちゃいました。
米系アプリマーケティング企業 App Annieの発表によりますと、2013年10月の時点で日本のスマホユーザーは米国ユーザーより多くの金額をスマホアプリに投入しており、その成長はとどまることを知らない様相を呈しています。
人口3億人以上のアメリカにアプリ消費額で勝利したことは日本アプリ市場の大きな快挙といえるでしょう。
昨年の10月時点では米国ユーザーのスマホアプリ消費額に約30%の差をつけられていた日本がここへ来て成長を遂げた理由はどこにあるのでしょうか?
驚くべき成長の立役者
App Anieのレポートによると、収益の大半はフリーミアムモデルに由来していることが分かります。
フリーミアムとは、アプリそのものは無料で提供する一方、付加価値の高いサービスにはプレミアム料金を徴収するビジネスモデルです。
Evernoteのプレミアムサービスやソーシャルゲームの課金制がフリーミアムモデルの典型的例と言えるでしょう。
実際に、スマホゲームアプリの収益は2012年に比べ400%も上昇していると伝えられており、米国をスマホアプリ消費額で追い抜いた最大の立役者といえるでしょう。
留まるところを知らない日本のアプリ消費額
現在日本のスマホユーザーはモバイル人口の約40%。
2014年には同割合が62%に達し、米国の50%を優に上回ると予測されています。
それに準じて今後益々日本のスマホアプリ消費額は上昇することも間違いなく、今後は海外からの投資も活発になるでしょう。
また、日本はGoogle PlayとiOS app storeの消費額が均衡している稀な市場であり、制作側からすればGoogle Playでの消費額が伸び悩む他の市場よりも魅力的なマーケットでであることは間違いありません。
日本がスマホアプリのホットスポットになり、今後グロースハッカーが集まる拠点となることも期待されますね!
まとめ
- ・日本のスマホアプ消費額がアメリカのそれを上回りました。
- ・成長の立役者はフリーミアムアプリにあり、特にスマホゲーム市場の成長は最大の要因と言えるでしょう。
- ・日本のスマホアプリ市場は、諸外国の市場と比べても今後大きな成長を見せていくことが予測されます。