「コーヒーを飲みたいけど、あの長い行列を見るとちょっと…」

スターバックスを定期的に利用する方なら、一度は感じたことがあるであろうこのお悩みに、近く解決法が見つかるかもしれません!

アプリに事前注文機能の追加を検討中

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そもそも日本ではまだスターバックスの公式アプリ。

まずは米国版アプリの基本機能をご紹介します。

  • メンバーズカードと連動して、財布代わりに利用
  • ポイントの利用
  • ギフトカードを友達に贈る
  • スタバからお得な情報を受信
  • 店舗検索
  • 自分だけのオリジナルフラッペチーノが作れちゃう「ドリンクビルダー」(実際に注文は出来ません)
  • メニュー閲覧

そしてこの度スターバックスCEOのハワード・シュルツ氏は、第4四半期報告の中で、「スターバックスが提供するアプリ(海外のみ利用可能)にスマートフォンから事前に注文が出来て、最寄りの店舗でピックアップ出来る機能を追加したい」という発言を残しました。

「追加したい」という発言が含蓄するように、まだまだ開発プロセスの初期段階にあることが予測されますが、待望の事前注文機能はアプリのダウンロード数向上に貢献すること間違いないでしょう。

スターバックスの勝算

レストランチェーンが提供するアプリに事前注文機能が追加されるのは、スターバックスが初めてではありません。

例えばメキシカンファストフード店「チポトレ・メキシカン・グリル」は、セットメニュー詳細やサイズを行く先々で選び、事前注文出来るアプリを昨年発表し、注目を集めました。

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しかし、蓋を開けると「事前注文は出来るけど結局待たされては何の意味も無い」といった声が続出し、アプリダウンロード数は良好とは言えないのが実情です。

そんなロジスティクス上の不安を抱えながらもスタバが事前注文機能に前向きな姿勢を示す最大の理由は、既に1,000万人ともいわれるアプリユーザーの存在があります。これだけ多くのユーザーが行く先々でスマホ1つで商品を購入するようになれば、利益に貢献することは間違いないと言えるのです。