edited by Ryutaro Mori

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シリコンバレーはアメリカで最も年齢差別の激しい都市になりつつあります

そう話すのは、歴史ある政治系マガジン「The New Republic」のシニア・エディターNoam Scheiber氏。

エンタメ業界などでは頻繁に見受けられる年齢差別(若い人材を優遇する傾向)が、世界中から有望な若者が集まる街シリコンバレーにも到来していると言うのです。

若年世代からのプレッシャー

Noam Scheiber氏の記事によれば、次から次へと登場する若い人材のプレッシャーを前に、30~40代の技術者たちが苦境を迎えているといいます。

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サンフランシスコ・ベイエリアで美容整形外科を営むMatarasso医師は、「40歳なんだけど、近く20代のボードメンバーと顔合わせしなくちゃいけないんだ。妻もいて、子供もいて、家のローンもあるように見られるわけにはいかないよ」といった様子で美容整形外科を訪れる30~40代の技術者を頻繁に治療すると証言しています。

もちろんプレッシャーは外見に限ったことではありません。

年配エンジニアは、①スキルが時代遅れである、②年齢故にシリコンバレーのエネルギッシュな文化について行けないという風評を前に、彼らのスキルが20代に比べて劣っていないこと、そして経験がスキルを上回る価値を提供することを経営陣に認識させることに必死だそうです。

恐ろしいことに、シリコンバレーに在籍する企業の職場調査には、若者から「ここはお父さんお母さんがくる場所じゃない」、「両親と同世代の人が自分のところに報告を持ってくるなんておかしな話だろ」といったような辛辣な意見も寄せられているようです。

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年齢差別が浮き彫りになる背景

もちろんこうした年齢差別は単純に価値観やスキルの違いから起こったものではありません。

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シリコンバレーにおける年齢差別の根底には「同等のスキルを持つなら安い給料で満足してくれる20代のエンジニアを雇いたい」という企業側の思惑が存在します。

他の業界であれば概ね比例する年齢とスキルが、IT業界、特にプログラミングには当てはまらないという特殊な環境が年齢差別を引き起こしているとも考えられるでしょう。

日本に与える影響

日本の雇用環境に関してあまり知識が無いため多くは語りませんが、転職・起業が当たり前のシリコンバレーとまだまだ終身雇用にすがる日本では状況が異なり、本記事でお伝えした年齢差別が近く日本全体で起こるとは考えられません。

しかし、活気を見せる日本のIT/スタートアップ業界では頻繁に転職/起業のニュースが飛び交っており、今後その年齢層が下がれば下がるほど、シリコンバレーと似たような苦境が30~40代のプログラマーを襲うようになるのかもしれません。


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