今回でなんと11記事目。
グロースハックの心得はもうご理解いただけたでしょうか?
頷いているあなたもそうでないあなたも、今日の記事は必見です。
メールマーケティングで犯しがちな4つの間違いをこっそり教えちゃいます。
「メールなんて古いよ。時代はソーシャルでしょ?┐(´~`)┌ 」
なんて初心をお忘れの皆様、メールマーケティングの費用対効果の高さを見くびってはいけません!
使いようによっては、これだけメルマガが氾濫している昨今でも、大きな効果を発揮するのがメールマーケティングなのです!
確認だけしてバイバイ
通販でもSaaSでも、製品購入後の購入「確認メール」はどのウェブサイトも行っていること。
でも意外と多いのが「確認だけで終わってしまうメール」なんです。
商品を買った=購入サイトのどこか(値段、商品、ブランド、etc…)に魅力を感じているわけですから、確認メールを確認のためだけで終わらすなんて勿体無いと言えるでしょう。
対策① 【アリガトウと伝える】
確認と感謝はまったく持って別のもの。しっかりと感謝の気持ちを伝えることで、ユーザーのハートを掴みましょう。
対策② 【関連商品を勧める】
購入商品に関連する別の商品だけでなく、以前購入した商品も確認メールの中で勧めてみましょう。
対策③ 【「買い物かごにはいれたけど結局買わなかった商品」も勧める】
ユーザーが商品購入を断念する理由は様々。
データ分析だけではその理由を完全に把握できないのが現状です。
でももし 「ちょっと今月は余裕がないから。。。」 という理由だったらどうでしょう?
- 確認メールを送るとき = 新たに買い物をした時 = お金に多かれ少なかれ余裕があるとき
ですから、以前購入を断念した商品を再度オススメすることがオススメです。
対策④ 【購入とは関係ないけど新商品もすすめてみる】
あまりに自分の購入履歴に近いものばかりすすめられると、人間は不思議と警戒感を抱いてしまうものです。
たまには関連性の低い商品も紹介して、警戒心を和らげる努力も必要なのです!
メールと他マーケティング手法をミックスしない
Emailのポテンシャルは、他のマーケティングチャネルとミックスして初めて最大化するといっても過言ではありません。
皆様はシナジー効果をしっかり活かせているでしょうか?
対策① 【SNSと連動させる】
Facebookのイイネ!、Twitterのフォロー、ググタスの共有などなど、口コミ効果を活かさない手はありません。
今後メールマーケティングを行う際には、SNSのアイコンを本文に付け加えることを忘れないでください。
データに圧倒される
メールマーケティングにとって、CTRや開封率は極めて重要なデータです。
でも数字ばかりに一喜一憂して、数値変動を具体的な戦略や戦法に変えることはお忘れではないでしょうか?
対策① 【データ元をごちゃまぜにしない】
毎回500件の新しいリストを発掘してデータをとっても、なかなか一貫性のあるデータは取得できません。
数にこだわるのではなく、セグメンテーションを行い、じっくりとデータを集めることもマーケターの仕事です。
対策② 【リストは生き物であることを理解する】
ユーザーの好みや地理的特徴は日々変化します。一度セグメントに分けたからといってそこで手を緩めないことが大事です。
対策③ 【とりあえず1つの指標に集中してみる】
複合的な問題が目に付くばかり行動に移せないジレンマを解消します。
やけにCTRと開封率にこだわる
もちろんふたつの重要な指標ではあるのですが、この二つばかりに目が行っては本末転倒です.
対策① 【本当に重要なのはクリック後の行動であることに気づく】
- ・カートに入れたまま購入しなかった商品
- ・ウェブサイトに滞在した時間
- ・サイト内で検索したキーワード
などを見ていただくと分かるように、クリック後の行動こそ実際のメールマーケティング戦略に大きな意味を持っているのです。
対策② 【マーケティングチャネルごとにKPIを変える】
モバイルサイトであれば滞在時間は非常に重要な要素ですが、メールマーケティングならやっぱりコンバージョンが重要。
このように、マーケティング手法によって評価基準をしっかり定めることで初めて数値の本質が見えてくるのです。
対策③ 【解析ツールを使いこなすための勉強を怠らない】
クリックスルーからコンバージョンに至る導線をいかに詳しく辿るかによって、戦法にも自ずと大きな変化が出てきます。
- ・使いこなせていない機能はないか。
- ・組み合わせて効果を増す指標はないか。
- ・そもそも使っていない機能はないか。
コンバージョン最大化には日々の学習が必要不可欠なのです。