FacebookやTwitterを使ったSNSマーケティングは今や当たり前。
でも以外に忘れがちなのがLinkedIn、世界最大のプロフェッショナルネットワーキングサービスです。
LinkedInのユーザー数はなんと世界中で約2億3,800万人。
日本でも多くのビジネスマンが利用しており、今後の更なる発展が期待されています。
「でもFacebookやTwitterに比べたらまだまだニッチな世界でしょ?」
確かにその通り。
でもSNSマーケティングの矛先としての地位を確立していない今こそ、グロースハッカーは「未開の地」であるLinkedInで革新的なキャンペーンを実施しているのです!
今日はLinkedInのAPIを利用した革新的なプロモーションキャンペーンを8つドドンと紹介します!
LinkedInで映画を宣伝
8月に米国で公開された映画「Lee Daniels’ The Butler」。
制作のワインスタイン・カンパニーは、ホワイトハウスに務める執事の「キャリア」を描いたこの映画のプロモーションにLinkedInを利用しました。
「Path to Success(成功への道)」コンテストと題されたこのキャンペーンでは、景品としてニューヨークのトップリクルーターやメンターと交流する権利が与えられました。
LinkedInのAPIを利用したこの企画では、参加者が3つの質問に回答することで
- ・経歴をかっこよく視覚化
- ・将来の給料を予測
してくれます。
更に参加者は、彼らのキャリア成長を助けてくれた他のLinkedInユーザーに感謝のメッセージを送ることでコンテストで優勝する確率を高めることが出来、見事にバイラル効果を生んだのです!
ビジネスマンとゴルフの相性は抜群
ビジネスマンが多く集まるLinkedInとゴルフの相性に目をつけたのは、日本でも有名なゴルフ用品メーカーキャロウェイ。
「Hit the Links」(LinkedInと「ゴルフをする」という意味のHit the Linksをかけたダジャレ)と題されたこのキャンペーンは、ユーザーが自身のコンタクトリストに存在するメンバー4人を含んだドリームチームを結成し、キャロウェイ本社でゴルフクラブのフィッティングサービスやラウンドを経験できる「ビジネストリップ」をかけて競いあうというもの。
FacebookやTwitterとは違うLinkedInユーザーの特性を良く理解した秀逸なプロモーションです!
キャリアウーマンに捧げるキャンペーン
CitiグループがLinkedInの協賛で誕生した「 Connect: Professional Women’s Network」。
キャリアウーマンに関連するビデオ、ニュース、世論調査などを扱うこのディスカッションフォーラムは181,000人のユーザーによって形成され、豊富なコンテンツに成長しました。
Citiグループとしても、CSRをしっかりアピールできた見事なブランディングキャンペーンです!
最もおしゃれなビジネスマンは誰!?
インドでビジネスマンやキャリアウーマン向けにフォーマルな洋服を提供するアパレルブランド、Van Heusen。
アパレルブランドのFacebookキャンペーンとしてはおなじみになりつつある投稿と投票機能を利用した「おしゃれコンテスト」が、プロフェッショナルネットワーキングサイトのLinkedInでも通用することを実証しました!
ちょっと息切れしてきたので、残り4つはまた明日♪