統計ポータルサイト Statistaがウェブ担当者必見の興味深いデータを公表しました。

上のグラフは、コンテンツ別にモバイル(緑)とデスクトップ(青)の利用率内訳を示したもの。

ご覧の通り、コンテンツによってモバイル利用率が大きく異なることが見て分かります。

モバイル利用率が高いコンテンツは以下の通り。

  • ・写真
  • ・地図
  • ・ゲーム
  • ・天気
  • ・SNS

データはモバイル先進国アメリカで取得されたものですが、日本在住の皆様も自身の日常を振り返って概ね納得頂ける結果ではないでしょうか?

一方で、

  • ・通販
  • ・エンタメニュース
  • ・ビジネス/金融サービス
  • ・ニュース
  • ・健康に関する情報
  • ・ポータルサイト

ではデスクトップ利用率がまだまだ根強いことが分かります。

勢いを増すモバイルショッピング

ここで是非注目したいのが「通販」の内訳。

モバイルが46%に対してデスクトップが54%と、スマホの本格的普及から数年の間にモバイル経由で通販を利用するユーザーが急速に増えていることが分かります。

現在はデスクトップ優勢の様相ですが、今後モバイルがデスクトップを圧倒することは間違いないと言っていいでしょう。

もちろんマーケティング担当の皆様は、モバイル環境で快適にショッピングが楽しめる環境の確率が喫緊の課題です。

パーソナルで重要な情報はデスクトップが強い?

  • ・ビジネス/金融サービス (モバイル:デスクトップ=39%:61%)
  • ・ニュース (38%:62%)
  • ・健康に関する情報 (35%:65%)

など、パーソナルかつ比較的重要な情報に関してはデスクトップで収集する傾向にあるようです。

同じ通販サイトでも、医療・健康・美容系の商品を扱っているサイトとアパレルを扱っているサイトでは、モバイル・デスクトップ利用率の内訳に違いがでるという見方も出来るでしょう。

ウェブマーケティング担当の皆様は、自社の商品の性質を見極めた上でモバイル・デスクトップに対するマーケティングの比重を調整する必要がありそうです。