写真や動画の撮影、編集、共有が楽しめる無料アプリ Instagram(インスタグラム)。
Instagramを使ったことのない人も、FacebookやTwitterを通じてこんな感じの色味が特徴的な写真を目にすることが多いのではないでしょうか。
2012年のFacebookによる買収、ショート動画機能の追加など、様々なニュースを振りまいてきたInstagramですが、このほどついに本格的にマネタイズの局面に入りました。
こちらがこのほどInstagramが米国ユーザー向けに実験的に提供した広告。
FacebookやTwitterの広告同様、「”Sponsored”(スポンサー広告)」のマークでユーザーが広告を目的としない投稿と判別できるようになっています。
現在は地域限定の実験的段階ですが、今後は世界中のInstagramユーザーに広告が配信される予定。
Webマーケティング担当の皆様にとっては、有望なSNSマーケティングプラットフォームがまた1つ増えることになります。
そこで今回は、Instagramユーザーがどのようなブランドを好んでフォローしているのか、今後のマーケティング活動の参考にご紹介致します!(米国データ)
英語のデータなのでズラッとご説明致しますと…
- ザ・エレン・ショー(エレン・デジェネレスが司会を務めるトークショー)
- ナショナル・ジオグラフィック(自然科学系非営利団体/テレビ番組/雑誌)
- ヴィクトリアズ・シークレット(女性用下着ブランド)
- ナイキ(スポーツブランド)
- フォーエバー21(ファストファッションブランド)
- ルブタン(靴ブランド)
- MTV(エンタメメディア)
- スターバックス(コーヒーショップ)
- 9GAG(ユーザー投稿型「お笑い」サイト)
- スニーカー・ニュース(その名の通りスニーカーに関するニュースを提供するウェブサイト)
このようなランキングになっています。
1位のザ・エレン・ショーをはじめ、画像を中心としたアプリ Instagramではやはりエンタメ系のブランドが強いのが見て分かります。
一方で見逃せないのはアパレルブランドの活躍。
- ヴィクトリアズ・シークレット(女性用下着ブランド)
- ナイキ(スポーツブランド)
- フォーエバー21(ファストファッションブランド)
- ルブタン(靴ブランド)
- スニーカー・ニュース(その名の通りスニーカーに関するニュースを提供するウェブサイト)
と、トップ10の内なんと5つもの枠をアパレル関連ブランドが占めているのです。
こちらはルブタン(左)ヴィクトリアズ・シークレット(右)のInstagram画像。
思わずイイね!したくなるかっこいい画像が、10~20代を中心とするInstagramユーザーに好意的に受け入れられているようです。
広告から直接売上に繋がらずとも、成功すればブランド力の向上は確実。
アパレル業界のウェブ担当者の皆様は、Instagram広告導入のニュースから今後も目が話せませんね!