グロースハックの第一人者 Sean Ellis氏が考える3つの大原則

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グロースハックという言葉を作ったSean Ellis氏のPioneers Festivalでのプレゼンの内容をまとめました。ここでは、グロースハックの基本となる考え方が紹介されています。「グロースハック」という、新しいマーケティングの方法を生み出したEllis氏はどのようなことを考え、多くのスタートアップを成長へと導いたのでしょうか。

プロダクトマーケットフィット

このプレゼンは、Ellis氏が「スタートアップ・マーケティング・ピラミッド」と呼ぶ、グロースハックの考え方の枠組みの紹介から始まります。

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(参考:Startup Marketing Conference – Stacking the Odds for Authentic, Sustainable Growth)

この中でも最も基盤となるものが、「プロダクトマーケットフィット」と呼ばれる考え方です。グロースハックは、まずその商品がプロダクトマーケットフィットに達していなければ始まらないといいます。
プロダクトマーケットフィットとは、顧客を満足させるような良い製品を、適切な市場に狙って出しているという状態をいいます。グロースハックは成長を加速させる仕組み作りですので、この状態に達して初めて、グロースハックのスタートラインであると言えます。

※プロダクトマーケットフィットについての詳細はこちらの記事を参考にしてください。
【Keyword】プロダクト/マーケット フィット
グロースハッカーが駆使するコンバージョンファネルの使い方 (グロースハックに関する最も確実な手引書「4/9」)

プロダクトマーケットフィットを考え、ユーザにとってなくてはならないような商品作りをし、そしてそこから、グロースハックによってその価値を届ける仕組み作りをしていくのです。
では、どのようにして「ユーザにとってなくてはならないような商品作り」をしていけば良いのでしょうか?

Ellis氏がこのスピーチで一貫して言っているのが、「ユーザの声を聞く」ということです。ここでも、ユーザにするというある質問が紹介されています。
それは、「もしもこの製品を使えなくなったら、どう感じますか?」という質問です。
この質問をユーザにする上で最も注目すべきは、「とても残念に思う」という回答だそうです。Ellis氏は、ユーザからの回答のうち、この答えが40%くらいだった企業は、プロダクトマーケットフィットはうまくっていると判断するそうです。しかしそれ以下の回答だった場合は、何かしら他の手を打つ必要があります。

このように、まず人に利用してもらう価値のある製品作りが、グロースハックのスタートラインであるといえます。

グロースハックの大原則

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次に、マーケティングにおける重要な項目が3つ紹介されています。今まで行われてきたマーケティング手法とは異なるグロースハックで忘れてはならない、重要なポイントです。

①創造性
成長させるためのアイディアを考えられるような創造性が重要であるといいます。従来のマーケティングの方法とは違うアプローチで、どんどん施策を打っていくというグロースハックにおいて、創造性は重要なものでありそうですね。

②ユーザとの時間を多く設ける
Ellis氏はこのスピーチにおいてユーザの声の重要性を繰り返し述べています。アンケートや実際にユーザから話を聞くなど手段は問いませんが、とにかくユーザとの関わりの時間をできるだけ多く持ち、彼らの声を組み込んでいくことがポイントです。

③テストをする
実際にやってみなければ、何がうまくいくかはわかりません。何度でもやり続けてみることで方向性が見えてきます。このように繰り返し試していくことが、グロースハックの特徴でもあるといえます。

まとめ

今回は、グロースハックの第一人者であるSean Ellis氏のスピーチの内容をまとめました。いい市場を狙い、多くの人が生活の中で必要とするような商品作りをする。そしてどの過程においても、ユーザとの対話をし続けることで、よい製品作りや成長へとつながるのです。





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津田塾大学在学中。growth hack japanライター。 現在はナイル株式会社でインターンシップをしながら、米国サンフランシスコへの留学経験を活かして海外のグロースハック事例を研究中。


rie gokita

Author: rie gokita

津田塾大学在学中。growth hack japanライター。 現在はナイル株式会社でインターンシップをしながら、米国サンフランシスコへの留学経験を活かして海外のグロースハック事例を研究中。

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